立ち絵アイテム、表情アイテムに用意されている、リストボックスのようなコントローラ「描画順序」は、 パーツをリストで管理するパラメータである。
このパラメータを使うにあたって、基本的な流れはだいたい以下のことの繰り返しになる。
ここでは、リストに並ぶ要素を「パーツブロック」と表現する。
このボタンを押すと左側に、キャラクター設定の「素材の場所」で指定したフォルダ内の画像ファイルの一覧が出てくる。
ボタンを押すとき、パーツブロックを選択していない場合は、リストの一番下に新しいパーツブロックが追加される。
逆に、既にいずれかの要素、仮にN番目のパーツブロックを選択している状態なら、 ボタンが押されるとN番目に新しいパーツブロックが来るように、間に差し込まれる。
選択されているパーツブロックを取り除いて、そこから下のパーツブロックが上に詰め寄せられる。
パーツブロックが選択されていない状態だとボタンが押せない。
選択されているブロックを一つ上のブロックと順序を入れ替える。
ブロックが選択されていない状態だとボタンが押せない。
選択されているブロックを一つ下のブロックと順序を入れ替える。
ブロックが選択されていない状態だとボタンが押せない。
「描画順序」にてリストアップされ、立ち絵の1パーツを表す。 選択されると、リストの下に「パーツ編集エリア」が出現する。
描画時はリスト最上のパーツブロックから順に描画されるので、最下のパーツブロックが手前に描画される。 これはタイムラインのレイヤーと似ている。
ここに含まれているUIたちはいずれも「パーツ編集エリア」における 「ブロック情報」カテゴリ内のパラメータとリンクしている
「パーツ編集エリア」の「画像」と値がリンクしており、 このパーツブロックが立ち絵描画時に使う画像を表示している。
また、このUI自体がファイルセレクターとなっており、ここからでもファイルの選択・変更が可能である。
チェックボックスになっており、デフォルトではチェックが入った状態である。 チェックが入っているブロックは立ち絵描画時に描画されるが、チェックを外すと描画されなくなる。
「パーツ編集エリア」のパラメータ「タグ」「バス」「親」「備考」の値を表示している。
v1.0.5.0より、新機能として追加されました。 パーツブロックが並ぶリストの、ブロック本体か余白を右クリックすると、5つの項目が並んだメニューが出てきます。 以下のいずれの操作も、実際にクリップボードにデータが貼られているわけではなく、 プラグイン内部で異なるリスト間で共有できるようにデータを記憶させているだけです。
「異なるリスト間で共有できる」ので、同じキャラクターの別アイテム同士はもちろん、 違うキャラクターのアイテム同士でも、図形アイテム版と立ち絵版のアイテム同士でも、 さらにはタイムライン上のアイテムからsin型カスタムパーツ立ち絵が設定されているキャラクターの 立ち絵/表情アイテム設定に持ってくることも可能です。これでかなり使いやすくなったのではないでしょうか。
パーツブロックが選択されている時に選択ができます。 選択すると、リストにおいて選択されていたパーツブロックが取り除かれます。 切り取ったパーツブロックは貼り付けで貼り付けることができます。
パーツブロックが選択されている時に選択ができます。 選択すると、リストにおいて選択されていたパーツブロックを貼り付けで 好きなところにコピペできます。
編集中にリスト内で「切り取り」か「 コピー」の どちらかを既に実行している場合、選択することができます 選択すると、リストにおいて選択されていたパーツブロックから下のものを一つ下にずらして 空いたところに切り取り / コピーしたブロックが差し込まれます。 パーツブロックを選択していない状態で実行すると、リストの最後にパーツブロックが貼り付けられます。
パーツブロックが選択されている時に選択ができます。 選択すると、リストにおいて選択されていたパーツブロックが、それより下のものを一つ下にずらして 空いたところに選択されていたパーツブロックの複製物が差し込まれます。
パーツブロックが選択されている時に選択ができます。 選択すると、リストにおいて選択されていたパーツブロックが取り除かれます。
ブロックが描画する画像ファイルそのものに、「パーツ編集エリア」内のパラメータのデフォルト設定を持たせることで、 画像を指定したときにパラメータを簡単に調整したいと思い、実装した機能。
製作者なのにうまく説明できなくて申し訳ない。とりあえず、これだけは言わせてもらう。 デフォルトを設定すると、素材をzipにまとめて配布した際に、素材利用者が短時間で準備を整えることが可能となる。
「パーツ編集エリア」内の全パラメータを、 選択している画像ファイル固有のデフォルト設定として記録するボタン。
画像と同じ名前の「stpi」という拡張子のファイルに記録することで、 同じ画像ファイルを指定した際に「リロード」ボタンを押すことで、全パラメータが自動でデフォルト値に書き換えられる。
また、パーツブロック追加時にその画像が選択された状態でブロックが作成されるとき、 デフォルト値に設定された状態でブロックが生成される。
※「stpi」ファイルには今後、デフォルト値以外の情報も記録されるようになる予定。 デフォルト値記録用ファイルという認識だと、開発者が黙っちゃいない。
※「全パラメータを記録する」という文面に見えるが、実はファイル内には画像ファイル本体のパスだけは抜き取ってある。 素材に混ぜ込んで配布することを想定し、ユーザの個人情報を漏らさない仕様にした。
「stpi」ファイルから、画像ファイル固有のパラメータデフォルト値の設定を取り除くボタン。 「stpi」ファイルが削除されるわけではない。あくまで内部データの一部が削除されるだけ。
選択している画像ファイルに対応する「stpi」ファイルが存在し、 その内部にパラメータのデフォルト値が記録されてる状態で特殊処理をさせるボタン。
押すことでパーツの全パラメータが自動でデフォルト値に上書きされる。
注意してほしいのは、描画する画像を切り替えただけではパラメータが書き換えられるわけではないこと。
もし、別画像に切り替えた際にその画像のデフォルト値を呼び出したいときは、もう一度ボタンを押すこと。
使用目的は異なれど、本プラグインを求めるユーザー全員が魅力を感じたであろう要素の紹介がようやくできるね。 ヤッタネ!!
主に、パーツをどこに、どの角度で描画するか、などを調整するコントローラがこのエリアに含まれている。
パーツブロックに表示されるパラメータがまとめられている。
視覚アイテムの「描画」カテゴリにある一部のパラメータを真似した。
映像エフェクトの「中心位置」を真似した。パーツによっては回転や拡大の中心位置が異なるので、用意しました。
映像エフェクトの「拡大縮小」を一部真似した。 立ち絵によっては瞬きを縦の拡大率で表現することもあるので、用意しました。
注意してほしいのは、「拡大率依存」に影響していないことです。(つまり、親も子もサブ拡大率には影響しない。)
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1 準備
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